鉄道模型マニアとジャンク品

ジャンク

鉄道模型は、古いものになりますと、故障して走行が出来ない状態となったり、ボディが経年劣化によって破損したりします。

そのような破損した鉄道模型いわゆるジャンク品は、通常なら廃棄処分されてしまうところですが、鉄道マニアの人にとっては貴重な宝物なのです。その理由としましては、ジャンク品には、数多くの廃版となった鉄道模型が含まれているからです。廃版となった模型は、店頭では購入することが出来ません。ですから、自分が所有していない車両のジャンク品につきましては、とても希少価値が高いのです。

鉄道マニアの人が、そのような破損した模型を実際に入手しましたら、ボディの修復から始めます。パテ埋めなどをしてボディを再び蘇らせるのです。パテ埋めでボディ形状を修復し、その上から塗装をします。そして、クリアなどを吹いて仕上げますと、新品のような輝きを取り戻すことが出来るのです。走行できずとも、飾って楽しむことが出来るのです。走行させたい時は少し費用がかかりますが、モーターの交換をします。車輪などの足回りが破損している場合は足回りも交換します。そして、走行できる状態にするのです。

このようにして、鉄道マニアの人たちは、破損して壊れた鉄道模型を再生させて楽しんでいるのです。